施行方法(大人の場合:妊婦は除く)
①1日に150g以上の糖質を含む食事を3日以上摂取する(糖質摂取量が少ない場合には,耐糖能が低下するため)
②空腹のまま採血し,空腹時血糖値を測定する。
③トレーランG(ブドウ糖75gを含む)を服用する。服用に要する時間は5分以内とする。
④●ブドウ糖負荷直後,●30分後,●60分後,●120分後に採血を行ない,静脈血を採取し,血糖値を測定する。(常用負荷試験の場合)
●ブドウ糖負荷直後,●30分後に採血した血液では,血中インスリンの濃度を測定を追加する場合もある。(耐糖能精密検査の場合)
追加説明
★耐糖能異常とは、インスリンの分泌不足や作用不足により,血液中のブドウ糖を処理する能力に不具合が起きている状態です。
★ごはんに含まれる糖質量は、お茶碗1杯(100g)で35.6g、カロリーは156kcalです。 ちょっと多めの中盛り(150g)で53.4g、カロリーは234kcalと計算されています。
結果の判定(下表の参照)
