新型コロナウイルス感染症

下記が大前提となります。

新型コロナウイルス感染症と診断された患者は,「感染症の予防および感染症の患者に対する医療に関する法律」に基づき,就業制限や入院勧告または措置の対象となります。

上記が大前提となるのですが,その具体的な解釈は,時間と共に変化します(この理由は,後に説明します)。

新型コロナウイルス感染症に罹患した場合の「療養期間」については,厚生労働省のホームページの記載でも,時と共に変化します。

厚生労働省由来の記載が基本となります。大変整理された形で記載されていますので,ここに引用させていただきます。現時点(2022/02/10 18:37)であり,最新の記載と思われます。

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濃厚接触者の扱いに関して(特に家族に患者が出た場合)

濃厚接触者の待機期間も,時々刻々,微妙に変化しています。下記は,令和4年2月9日の厚生労働省のホームページの記載です。

◎常に接触のある家庭内(例えば飲食、入浴、就寝等を共にする家族や同居者)では、

① 感染者の発症日(感染者が無症状である場合は検体採取日)

② 感染対策(※1)を講じた日

のいずれか遅い方(※2)を0日目として、7日目まで発症しない場合には濃厚接触者としての待機期間を終了することを可能とする。

※1 マスク着用、手指消毒の実施など

※2 家庭内で別の者が感染者となった場合は、改めて当該者の発症日(無症状の場合は検体採取日)を0日目として起算。

また、無症状病原体保有者で、その後発症した場合は、その発症日を0日目として起算する。

• 待機期間終了後も、感染者の自宅療養が終了するまで、検温等自身で健康状態の確認等を行うこととする。

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東京都のホームページでは,家族に感染者が出た場合の方針を,下記の如く記しています。

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上記の図は,少々見にくいので,下記からダウンロードしてご覧くだされば,明瞭に理解できると思います。家族内感染時の対応ダウンロード

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◎社会機能維持者の健康観察期間に関する情報は 下記社会機能維持者の健康観察期間ダウンロード

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ところで,上記は,現時点が,主として,オミクロン株感染が主体であるという事実に立脚した対応になります。

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その他に,新たに新種の悪性の変異株が出現すると,また状況は一変致します。

WHOが指摘しているように,別の新種の,そして生物学的悪性度の高い株の,コロナウイルスが出現する可能性があり,その様な場合には,全く異なった状況に移行することになります。

アメリカの保健当局は,2021年11月上旬、新型コロナの新規感染者全員がオミクロン株に感染しており、デルタ株が消滅したとするデータを公表しました。  

CDC(Center of Disease and Prevention)は、全米規模でゲノム解析をした結果、オミクロン株による感染が100%に達したと推定するデータを公表しました。直近では、デルタ株の感染例は報告されておらず、アメリカには存在しなくなったとみられています。

さくらクリニックにおいても,2021年9月8日までは,悪性度の高い「L425R変異(デルタ株)」,が主体を占めていました。しかし,それ以後は,しばらくは平穏な時が流れ,PCR陽性者は,殆ど確認されない状態が続きました。

ところが,第6派が始まった2022年1月初~中旬から,2022年1月26日までに,54人の陽性者が確認される様になりました。しかし,それらは全て「L425R変異(デルタ株)」とは異なる株であることが判明しています。(1月26日以降もPCR陽性者は,連日出ておりますが,変異株に関する報告は確認しておりません。おそらく依頼している検査会社が,陽性か陰性かだけで,手一杯の状態と思われます。近々,早急に改善すると報告を受けております。)

おそらく,調布市においても,上記の米国と同様,新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の主体は,オミクロン株に置き換わっていると類推されます

濃厚接触者の定義(参考)

東京都のホームページからの抜粋 (下記)

*保健所が濃厚接触者を決定する場合は、これらの定義を参考に総合的に判断します。


濃厚接触者とは、新型コロナウイルス感染症の患者と感染可能期間(※)において、患者が入院、宿泊療養又は自宅療養を開始するまでに接触した者のうち、次の範囲に該当する方のことを言います。

1. 同居あるいは長時間の接触(車内・航空機内等を含む)
2. 適切な感染防護なしに新型コロナウイルス感染症患者を診察、看護もしくは介護した
3. 患者の痰や体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い
4. 手で触れることのできる距離(目安として1メートル)で、必要な感染予防策なしで、
   患者と15分以上の接触があった者 
  (周囲の環境や接触の状況等個々の状況から患者の感染性を総合的に判断されます)


※感染可能期間とは

1. 患者が発熱及び咳・呼吸困難などの急性の呼吸器症状を含めた新型コロナウイルス感染症を疑う症状
  (発熱、咳、呼吸困難、全身倦怠感、咽頭痛、鼻汁・鼻閉、頭痛、関節・筋肉痛、下痢、
   嘔気・嘔吐など)を呈した2日前から退院又は宿泊療養・自宅療養の解除の基準を満たすまでの期間
2. 無症状病原体保有者の感染可能期間は、陽性確定に係る検体採取日の2日前から
   退院又は宿泊療養・自宅療養の解除の基準を満たすまでの期間

(参考:国立感染症研究所の「新型コロナウイルス感染症患者に対する積極的疫学調査実施要領」(令和3年11月29日版) )

健康観察期間中の過ごし方

1. 不要不急の外出や周囲の方との接触は控えてください。
  やむを得ない場合は、マスクの着用と手指衛生などの感染予防策を必ず行ってください。


2. 同居者がいる場合は、以下の点に注意してください
 ・家庭内ではタオルの共用を避け、可能な限り空間を分けて生活してください。
 ・咳エチケット(マスクやティッシュ、ハンカチ、袖、肘の内側などを使って口や鼻をおさえる、
  マスクの着用等)の遵守、石けんと流水での手洗い、アルコール消毒を心がけてください。
 ・手を触れる共用部分は、次亜塩素酸ナトリウム又は濃度60%以上のアルコールで消毒しましょう。
 ・鼻をかんだティッシュや使用した使い捨てマスクは、すぐにビニール袋に入れて、
  密封して廃棄してください。


3. 1 日2 回(朝・夕)体温測定をし、ご自身で症状の有無を確認してください。
  発熱、咳、息苦しさ、強い倦怠感などの症状に注意し、

  症状がみられたら、かかりつけ医に受診してください。
  かかりつけ医がいない場合は、下記の診療・検査医療機関にご受診ください。

症状がある場合の受診先について

下記の医療機関に事前にご予約の上、ご受診ご相談ください。
・診療・検査医療機関の一覧

*検査を受けて結果が陰性であっても、健康観察期間中は症状の有無に注意し、
  自宅待機をお願いいたします。