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(神経疾患:CT scanyや,MRI等が必要な場合には,至誠会第二病院等に依頼しています。)
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新型コロナウイルス感染症の説明は,pull down menuの,「新型コロナウイルス感染症」に記載してあります。
診療時間


今月の予定


院内処方
さくらクリニックの処方は、大部分が「院内処方」です。
厚生労働省のホームページ
「平成30年度診療報酬改定の概要 (調剤) 厚生労働省保険局医療課」 の中では,「高血圧,糖尿病等」で医療機関を受診した,
ごく平均的な,患者さんを取り上げ,
診療費に関して説明しています。
厚生労働省の試算結果を用いて,
「院内処方」と「院外処方」でかかる費用を計算し,比較してみましょう。
詳細は,プルダウンメニューの「院内処方」の内部に記載してあります。
下表は厚生労働省の試算です。

さくらクリニックでも,希ですが,院外処方を行うことがあります。
当然のことですが,院外処方であろうと,院内処方であろうと,全く同じ薬が処方されます。
すなわち,さくらクリニックの処方に於いては,
α円=β円
すると
【院外処方の費用】-【院内処方の費用】
= (3,450円+α円)- (320円+β円)
= 3,130円 + (α円 - β円)
= 3,130円 + 0円
= 3,130円
何と,院外処方を行うと,3,130円の損失となります。
これが1年間(12ヶ月)を通すと,上記の12倍の,37,560円の損失です。
3割負担の人ですと,
年間11,268円
の損失となります。

子宮頚癌ワクチンのキャッチアップ接種
本来は,小学校6年生~高校1年生に,子宮頚癌ワクチン(2価ワクチンの”サーバリックス” ないしは 6価の”ガーダシル”)を接種受ける権利がありましたが,様々な社会的な意見が錯綜し,接種を受ける機会を失った方々が多数おられます。
私は,国立がん研究センター中央病院(築地)に,正規職員(細胞検査室医員)としての勤務中に,子宮頚癌の病理診断を専門とし,子宮頚癌の診断・治療に没頭して参りました。そのため,子宮頚癌には幅広い知識を有しています。一般の人は,子宮頚癌の専門家は産婦人科の先生と思われている様ですが,病理医(病理医の存在そのものが,世間にはあまり知られていませんが)も,産婦人科医に負けず劣らす,子宮頚癌の専門家です。
子宮頚癌の専門家である私から考えると,子宮頚癌に対するワクチン接種は,若い女性に(将来的には男性にも)必須なワクチン接種です。悲しいことですが,過去の相当しばらくの間,法律家や,一部の人が世論を操作し,「子宮頚癌ワクチンは危険である」という風潮を,広く日本社会に浸透させてしまいました。勿論,その主張が100%誤りだとは思いませんが,総合的な観点から考えると,子宮頚癌ワクチンは,若い女性,そして将来的には若い男性にも,接種が必要です。
この様な,誤った世論が公然と流布していた間に,ワクチン接種の機会を失った
1997年4月2日~2006年4月1日生まれの女性は
令和4年4月1日~令和7年3月31日までのあいだ,
無料(公費助成)で子宮頚癌ワクチン接種をうけることが出来ることになったとの,通達が送られて来ております。
但し,9価のシルガード9は,自費でないと,接種を受けることは出来ません。
2価ワクチンの”サーバリックス” ないしは 6価の”ガーダシル”が,公費接種の対象となる様です。

B型肝炎ワクチンに関して
B型肝炎ワクチンで,日本で承認されているのは,
①ビームゲン
②ヘプタバックスⅡ
の2種類です。ところで,最近,出荷調整のため,一時的な状態とは思われますが,ビームゲン の入手が難しくなっている様に思われます。その反面,ヘプタバックスⅡの入手は容易です。
ビームゲンで初回の1回目接種,ないしは,2回の接種を受けた方が,追加接種としてヘプタバックスⅡを使用することが可能です。
これに関しては,予防接種の専門家に確認致しております。すなわち,「互換性が検証できている」ため,2種類のB型肝炎ウイルスワクチンを,混在して接種することが可能であり,何ら支障は生じないと言うことです。

利用可能なクレジットカード



院長 神谷 増三
Masuzo Kamiya, M.D., PhD