予防接種

予防接種は定期接種と任意接種に分けられています。

定期接種とは、法律に基づいて市区町村が主体となって実施する予防接種です。任意接種とは、希望者が各自で受け、その費用は、自己負担となります。そのリストは,下記に列挙した通りです。

定期接種 (さくらクリニックで,全て,接種可能)

Hib(ヒブ)ワクチン

小児用肺炎球菌ワクチン

B型肝炎ワクチン

4種混合ワクチン

BCG

MR(麻しん風しん混合)ワクチン     

水痘(みずぼうそう)ワクチン

日本脳炎ワクチン

子宮頸がんワクチン

任意接種(さくらクリニックで,全て,接種可能)

ロタウイルスワクチン (2020年10月頃より定期接種になる予定)

おたふくかぜワクチン 

季節性インフルエンザワクチン

問題となるのが,その接種計画です。その計画のひな形は,小児科学会のホームページに記載されています(下記)。

http://www.jpeds.or.jp/uploads/files/vaccine_schedule.pdf

しかし,上記のホームページの接種計画表を見て,お母さんやお父さん方は,途方に暮れてしまうに違いありません。とくに,理解が難しいのが,乳児期(0歳0か月~0歳11か月)までの間の接種です。

この問題を解決する方法は,医療機関そして担当医によっても,異なります。全て小児科学会の接種表にあわせる方法もありますが,ヒブ,肺炎球菌,B型肝炎のワクチンを,1か月おきに接種しなくてはなりません。あまりにも忙しい計画となります。

従って,さくらクリニックでは,お勧めの接種計画の代表例を下記に示してあります。(関東地方の大学の医学部教授で,ワクチンの大家とされる方からお教え頂いたものです。)

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ところで,さくらクリニックでは,乳児期(0歳0か月~0歳11か月)の予防接種は,全て大腿外側部に接種しています。この時期に上腕に接種するのは,BCGのみです。ロタウイルスワクチンは,当然,経口で与えます。

そして,1歳を若干過ぎても,接種中に激しい動きをする可能性のある小児には,大腿外側部接種を選択しています。最も,事故の生じにくい接種法と考えています。

乳児上腕に接種される先生も多いのですが,これは,しばらく前まで,法的に上腕接種が義務付けられていた名残です。私は,若葉小学校,調布第4中学の卒業ですが,大学は名古屋市立大学医学部を卒業しています。従って,ワクチン接種に関しては,名古屋の専門家から教えて頂いたことを遵守しています。下記に,それを記載した,名古屋・中部地方最大のワクチンセンターのホームメージの一部を紹介します。米国でも,それが一般的になっていることが分かります。

https://www.meitetsu-hospital.jp/app/wp-content/uploads/2020/04/c1af86a73ace1379034cc9471a002520.pdf

上記のホームページで,Under 12 Monthsで,BCG接種が記載されていませんが,これは米国では,BCG接種が原則として行われていないためです。米国で,BCG接種は,ワクチンの専門家の仕事で,例外的な接種となります。