2種類の帯状疱疹ワクチンについて

乾燥弱毒水痘ワクチンは,医学的には,1年後に,再度摂取することが望ましいとするのが,一般の医学的認識の様に思われますが,調布市では,1回のみしか助成いたしません。

2回目の接種をご希望の方は,1年後,ご自身の費用で,全額支払い,2回目の接種を受けて下さい。

私事になりますが,コロナ禍の初期に,乾燥弱毒生水痘ワクチンを接種しました。しかし,まさにその1年後に,帯状疱疹に罹患いたしました。気がついた直後,薬局の薬を直ちに服用した事もありますが,極軽症で済み,わずか,3~4日で完全治癒の状態となりました。

そこで,その後,さらに効果があると考えられる,英国のグラクソ・スミスクライン社の乾燥組換え帯状疱疹ワクチンを,全額自費でさくらクリニックで購入し,非常勤医師である娘に接種してもらいました。

「乾燥弱毒水痘ワクチン」は,日本の阪大微生物研究所で作成された,日本製のワクチンです。これが,世界中で,長い間席巻しておりました。ところが,後日,英国のグラクソ・スミスクライン社の作成した「乾燥組換え帯状疱疹ワクチン」に引けを取る結果となりました。

乾燥弱毒ワクチン(日本製:岡株)とイギリスの乾燥組換え帯状疱疹ワクチンの差を示すホームページを,下記に示しております。

乾燥弱毒生水痘ワクチンと乾燥組換え帯状疱疹ワクチンの効果の比較