腫瘍マーカーは,癌病変が存在すると,上昇します。従って,一般の方々は,多種類の腫瘍マーカーの検査を行えば,癌の有無が直ちに分かると考えがちです。
しかしながら,残念な事に,多くの腫瘍マーカーは,ある程度癌病変が進行した段階でないと上昇しません。腫瘍マーカーは,癌病変が治療に反応しているのかどうかを判断するとき等に利用されることが多いのです。
ところが,前立腺癌のマーカーであるPSA(Prostate Specific Antigen)は,比較的早期の前立腺癌でも上昇します。従って,早期の前立腺癌の存在を予見するのには,極めて有効な腫瘍マーカーと考えられます。
調布市でも,PSAの測定を勧めており,検査費用も1,000円で行えます。

調布市のホームページから抜粋

上記は,2025年2月8日,下記の調布市のホームページで確認された内容を掲示しています。
上記のホームページの中の「前立腺がん検診(PSA検査)(50歳から70歳まで)」をご覧下さい。
時に,ホームページの内容が変更になることもありますので,最終的には,ご自身で,直接ホームページを訪れ,確認してください。
