糖尿病について(1)

日本政府は,医師一人につき,専門医資格は,1つしか認めておりません。

その観点からすると,私は「病理専門医」と言うことになります。築地の国立がん研究センター中央病院では,婦人科,泌尿科の癌,肺癌の病理細胞診断などを担当し,その後は,帝京大学病院の勤務を経た後,日本最大の臨床検査会社である(株)エスアールエルの「細胞病理研究所」の所長を20年間にわたり務めました。

しかし,その20年間においては,研究所から車で7~8分の距離にある,「西多摩病院」で,糖尿病の入院患者および外来患者の,薬物療法やインスリン治療に深く係わりました。

さくらクリニックを開業してから約6年が経過していますから,なんと,26年間の長きにわたり,糖尿病患者の診療に従事してきたことになります。

この経験を活かし,さくらクリニックの周囲の地域社会の糖尿病の患者さんの治療にあたる所存です。